鉄骨建方を行いました
更新日:2022.02.01
こんにちは。建築部の渡部です。
今月は鉄骨建方を行いましたので、その様子をレポートします。
鉄骨建方の施工管理で重要なポイントは、柱が垂直に建っているかどうか、構造躯体の梁をつなぐボルト締めが確実に行われているか、という点です。
柱は1本1本垂直度を確認します。
ボルトは1次締め、本締めという2段階の締め付けを確認します。1次締め完了時に高力ボルトのネジ山からナット・座金・部材表面までに線を引きます。一次締めと本締めの間にマーキングを行うことで「適切に本締めされたか」を確認します。
本締めによりマーキングをしたナットは回転し、座金・ネジ部・部材は回転しません。共廻りがあると、締め付けに不具合が発生していることになります。
ナットが所定の角度に回転したことを確認することで、所定の軸力が働いていることを確認するものです。
2つのポイントをしっかりと確認し、建方作業は終了です。
無事に鉄骨建方が完了し、工事も大きな山場を越えました。
今後は内外装工事を急ピッチで進めていきます。