残り2ヶ月です。
内部の方では、1F、2FともLGS下地、プラスターボード張りを進めています。LGS下地とは天井や内壁にプラスターボードを張り付けるための下地を軽量鉄骨で組み立てるものです。それができたら各設備の仕込みや建具の枠を付けた後、ボード張りをします。
2Fの病室や処置室の間仕切り壁は界壁となります。通常、間仕切り壁のボードは天井まで張りますが、屋根までボードを伸ばし、隙間なく区切ります。こうすることで耐火性能・遮音性能を満たすことができます。屋根や鉄骨の形に合わせてボードを切り欠いて張らなければならないので難しそうな作業だと思ったのですが、慣れた手つきで作業を進めていく職人さんにはとても感心しました。
外部の方では、外壁の下地処理と仕上塗装を行いました。今回の外壁は既設の建物と同じジョリパットというものを使用しました。ジョリパットとは塗料に小さな石などを混ぜた材料です。その材料を専用の機械で吹付を行います。吹付作業では、塗料が飛散しやすい工法なのでしっかり飛散防止策をとって作業を行います。外壁の塗装で建物の印象が決まってくるので、足場が解体されるのが楽しみです。
残り2か月の工期ですが、最後まで気を引き締めて工事を進めてまいります。
次回の工事進捗レポートもお楽しみに!