鉄筋挿入工が始まりました
更新日:2021.10.01
9月末現在における進捗状況は、鉄筋挿入工を施工するための手順としてコンクリート吹付け工が完了し、次の手順となる削孔を開始したところです。
鉄筋挿入工は、地中に鉄筋を挿入し法面の崩壊に対し抵抗力(支持強度)を高め安定化を図る工法です。具体的には、法面にラス(金網)を張り、その上にコンクリート吹付けを行った後、作業構台上からボーリングマシーンで地中を削孔し、本工事では約100本の鉄筋を各孔に挿入します。
本工事の現場は、名阪国道に接近し作業ヤードが狭いため作業効率、品質の確保、工程等に留意した施工を目指しています。次回のレポートは、鉄筋挿入工と軽量盛土下の圧縮補強土工をご紹介する予定です。
新型コロナ感染症は、三重県においても「感染拡大阻止緊急宣言」が発令され心配しましたが、本工事での感染者は無く、また、残暑による熱中症、その他工事事故の発生もありませんでした。今後も安全管理に万全を尽くしたいと思います。