最近の土木業界について思う事
桜も散り、新緑が芽生える季節となりましたが皆さまどうお過ごしでしょうか、土木部の柿市です🐣
私自身はここ数ヶ月で生活環境がガラッと変わってきており、引っ越し先の庭の一角に畳1畳ほどの畑を作ってみました。今まで野菜作りなどしてこなかったのでちゃんと成長して収穫まですることが出来るのか今から楽しみです🍅
さて工事の方ですが、4月は目立った工事が無く、書類作成の業務に取り組み申請や許可取りで奈良県の方へ結構な頻度で出向き、移動だけでも大変でした><
4月更新の記事でも書きましたが、5月のGW明けから規制を伴った工事がスタートします。奈良県の小倉IC付近(名古屋方面)で降りるときはご注意下さい。近隣住民の皆様には申し訳ありませんが、側道(旧国道25号)は5月8日から10月下旬まで終日の片側交互通行になります。ご迷惑をお掛けしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いします。
「最近の土木業界について思う事」
工事で目立ったことも無いので今回は私が思う土木業界についてお話ししようと思います。建設業界全体では3Kと言われる「きつい・危険・汚い」というイメージがおありかと思います。昼間は普通に仕事をして、夜にしかできない工事があってきつい。建設現場での事故のニュースをよく耳にするので危険。土やコンクリートをいじるので汚れて汚い。まぁ確かに私が思っているだけかも知れませんが全部当てはまると思います。
しかし「きつい」に関しても、最近の土木の公共工事は大型連休ではしっかり休みを取る事が出来るし、土日も休みにしましょうという取り組みがされているので比較的休めています。しかし会社の規模にもより、一つの現場に出れる人数は限られてくると思いますのでうまく段取りを組むことが求められてきます。ちなみに今年のGWは9連休取れました😆
「危険」に関してですが、安全に対するグッズや、安全に特化した機械の機能などが増えてきています。安全対策を事前にしっかり行うことによって危険の芽を摘むことで事故は減らすことができます。しかし油断をすると死亡事故に繋がる事になるので気が抜けないのは事実です。防犯カメラ等も最近は進化してきていて、防犯カメラがデータ通信を行い、電源さえあればネットと繋がってリアルタイムにクラウドに保存されていきます。パソコンやスマホからリアルタイムで現場の状況を確認できるようになって来ています。当現場もそのカメラを導入しているので休日に現場に異常がないかを家の中で確認する事が出来るので非常に便利です。こちらは固定式カメラですが、遠隔操作で現場内をグルリと確認出来るカメラもあるそうです。時代の変化に助けられる事がたくさんありますが、ついていくのも大変になっていきますね。
次に「汚い」に関してですが、現場環境の快適化等には各社非常に力を入れております。私たち現場監督は普段は「キレイなオフィス」ではなく、コンテナハウスを繋げた現場事務所と呼ばれる場所で書類作業を行ったり、実際に重機に乗ったりする下請業者と呼ばれる人たちと打合せを行ったりしています。毎日使うところなので皆快適に使えるように工夫しているので本社で働くのと何ら遜色ないようになっています。冷暖房完備・キッチン有・休憩できるスペース有など現場毎にどんな感じにしようか毎回悩むほどです。また最近はトイレも「快適トイレ」と呼ばれる物に変わってきています。洋式で中が広く手洗いスペースに鏡などもついて、仮設トイレなのに便座も温かくなるなど本当に快適なトイレです。現場で汚れることはよくありますがすぐに手を洗えるような環境になっていたりして思っていたほど汚いというイメージではありません。
今回は工事について目立った事が無かったので現場進捗レポートいう感じにはなりませんでしたが、次回は写真を交えた記事を書けると思いますので楽しみにしていてください。ではまた6月更新号でお会いしましょう。