工事が進んでいます。
5月は、屋根葺きをしました。今回の屋根材は最長約27mあり、工場で成型し、現場まで搬入するのは難しいので現場成型を行いました。現場成型とはロール状に巻かれた鋼材を成型機に通して、現場で折板に加工することです。そして、作られた折板をクレーンで吊り上げて葺いていきます。
内部では、1Fの土間コンクリートと2Fのスラブコンクリートを打設した後、設備の配管を進めています。
今回は、入院室や手術室などがあるので他の建物と比べて天井裏の配管や配線がとても多いです。一度に作業する職人さんの数も多いので、声掛けや周囲確認をしながら作業をしてもらっています。これからの主な作業は、LGS(軽量間仕切・天井下地)組立やプラスターボード張りに取り掛かっていきます。
外部では、外壁の下地ボード張りをしています。今回の外壁の下地に使われるものは、デラクリートセメントボードといいます。この材料は、普通の耐水ボードと比べて、価格は高いですが耐久性や耐水性に優れています。仕上げの自由度も高いです。これからは、ボード面の下地処理をしてそのあとジョリパット吹付となります。
最近は気温が高くなってきたので熱中症に気をつけながら、これからも無事故で工事を進めていきます。
次回の工事進捗レポートもお楽しみに!