主要な工事が始まりました
いよいよ本工事も主要な工種である「補強土壁」の施工が始まりました。
「補強土壁」は、コンクリート製のパネル(幅0.5m~1.0m、長さ約1.5m)を金具で固定しタイバー(支圧板付き)をパネル(写真(b))に接続して積み上げる工法であり近年、多く施工されています。施工にあたって注意する事は、パネル一枚でも垂直度が変わると最終的に歪んだ壁になってしまうリスクがあります。そうすると力のつり合いが不均衡になり壁構造全体の安定性が成立しなくなります。これから、高く積み上がっていきますのでご覧いただきたいと思います。
また、本工事のPRポイントであるi-constructionの「ICT土工」ですが、残念ながら今回での紹介は出来ませんでした。進捗状況は、ステップ②の3次元設計データ作成は終了しておりますので「補強土壁」の施工がもう少し進み、ICT建機(ブルドーザー)のキャリブレーション(確認試験)が終了すれば次回から紹介できると思いますのでお楽しみに。
現在、新型コロナウイルス感染症が深刻化し拡大防止として「緊急事態宣言」が発令されています。本工事においても工事関係者が感染防止対策(ポスター掲示による注意喚起、体温測定、日誌、うがい、消毒、マスク着用など)を徹底し感染者ゼロを目指しています。
一粒の汗に蛙の応援歌(今月号の一句)